新四国相馬霊場第69番
観音堂には観音菩薩と寝釈迦が共に祀られていました。 観音堂前には石臼の一部品が置いてある、昔の観音堂の台座は石臼で出来ていて基礎ごと回す事が出来たそうです。 石臼には、女性が座ることで、子宝受の利益があるようです。 戦後迄、念仏祭りが行われていたそうです。 観音堂の場所は、寺原バス停先左へ入った所の小さな公園内にあり、本堂は明治期に災害で倒壊となり檀家不在寺の為、再興不能で廃寺となりました。 廃仏棄釈の犠牲になったお寺です。なお、寝釈迦像は、東北大震災以後は本郷の東漸寺に移されました。
参加者配布資料